【 ⅳ④ 】現実を知れ!

現実を知り、疑問を抱き、調べ考え、
そして行動せよ!

さて、前回は長々と「老後2000万円問題」と「インフレ問題」について説明しました。
私なりに簡潔にしてみました。

(2000万円問題の要約)
金融庁の報告書により、多くの人に
「老後は2000万円必要」とインパクトを与え,
 注目された。
総務省の調査結果において、収入源が年金の
 みのケースでは、
 毎月約5万円の赤字となることが想定され、
 年金生活が30年だった場合、
「不足5万×12カ月×30年=1800万」となる。
・しかしながら、当該試算は、あくまで平均値
 (雑な平均の取り方)の一例で、絶対的な額で
 はない。
・そもそも、金融庁は年金への警鐘が目的でな
 く、金融の活性化(資産運用)を宣伝したかっ
 たと想定される。
・年金の受給額減少等、年金に関する問題は、
 マクロ経済スライド等、各対策により解決さ
 れているようです。

▲インフレ問題の要約
・インフレ(インフレーション)とは、
 物価が継続的に上昇する状態で、通貨の価値
 が下がる。
・つまり1個100円だったバナナが、翌日には1
 個200円になるという状況。
・日銀は年2%のインフレ率を目指し、マイナ
 ス金利を継続している。
・もし年2%の物価上昇が実現すると、預金の
 実質的な価値は目減りする。
・つまり見た目は1万円札でも、価値が低下し
 ている。
・その視点で言えば、銀行預金の元本補償は、
 あまり意味があるものとは思えない(預金リ
 スクとなる)。

▲2つの問題に対して感じた事
・「何も知らない」という事が、本当に怖い事
  だと思いました。
・「このままで良いのか?何か良い方法は無い
  のか?」と考え、色々と調べるキッカケに
  なりました。
・私を含め、まだ色々な事に
 〝気づいていない人″は、年金をはじめ、
 色々な制度について正しく理解していないと
 考えます。
・例えば、年金の目的や仕組み等、知らなけれ
 ばいけない。
・インフレについても、身近な所でインフレが
 進んでいますが、実感が薄く、多くの人が
 対策していない状態だと考えます。
・例えば、ポテチ等のお菓子は、値段が変わら
 ないのに、入っている量が減っています。
 …ステレスインフレです。
・老後2000万円問題は、計算がしっかりした
 ものではないかも知れないが参考にはなる。
・またインフレ率2%を目指している事から、
 預金リスクが生じる。
・この事から,未来でも豊かな生活を送るため、
 しっかりとした資産形成が必要。
・お金に関する知識や情報は、誰にも習って来
 なかった。
・自ら得ようとしなければ、無知のまま歳を重
 ねる。
・未来のために、色んな事にアンテナを張り、
 色んな事を知っておく事が大切。

※そして私は、優先順位を改め、マイホームの
 購入を諦めました。


▲実行した事
結論:資産を増やす仕組みを検討し、資産運用
   を始めた。

①節約術の実行
・収支を整理し,無駄支出を排除した。
 (スマホ、外食、ブランド品、車)
ふるさと納税を実行した。
・ポイント術(楽天圏の構築等)を実行した。
・預金リスクを知った。
・ネットバンクを開設した。
・意味もなく保険に入らない。
→基本的にローリスクローリターンで、
 誰でもすぐに始めれる。
→ただし、節約術だけでは、なかなか資産が増
 えない。

②投資術の実行
・ネット等から投資術を学んだ。
・投資がバクチと違う事を知った。
・銀行預金、住宅ローンも投資の一つ
 だと知った。また上記年金も政府に
 よる資産運用を実行している事を知
 った。
・預金リスクを知った。
・長期、積立、分散投資を知った。
複利の力は偉大と知った。
・放ったらかしの考えを知った。
 (BUY(買う)&HOLD(保有))
投資信託、積立NISAを知った。
・Wバフェットの存在を知った。
・日本や米国の市場の歴史を知った。
・様々な投資先や方法を知った。
・投資を始める上で、
 「メンタル」が重要と知った。
・投資を始める上で、特にメンタル面
 強化のため、自分ルールを作った。
株式投資を始めた。
→投資は、確かにリスクがある。
 しかしながら、ある程度リスクを取らなけれ
 ばリターンは得られない。
 (節約術だけでは、資産は増えない)。
→リスクを正しく理解する事が必要。
→インフレによる預金リスクを考えると、
 お金を「眠らせておく事」は非常に損で、
 投資を始める事は、インフレ問題の保険(ヘ
 ッジ)となる。