【 ⅳ③ 】現実を知れ!
下記2件の問題は知っていますか?
また、考えた事はありますか?
①老後2000万円問題。
下記のとおり整理しました。
ネットでも調べられますが結構複雑です。
中田敦彦さんのYouTube動画が理解しやすか
ったので、一応リンクを貼っておきます。
https://youtu.be/AmYkYxKnsw8
https://youtu.be/BPNuywa8kBA
②インフレ問題。
下記のとおり整理しました。
【以前までの私の考え】
・老後に2000万足らないなら定年退職までに
2000万貯めれば,とりあえず生きていける。
貯金2000万を目指して頑張ろう!
・年金をしっかりと積立ているし、最低限の老
後資金はあるはず。
・物価が上がるけど給料も上がるはず。
・親世代も何とかなっているし、私たちも何と
かなるだろう。
最悪、定年退職後も働けば良い。
▲そもそも年金とは?
2000万円問題を知る前に、そもそも年金について知っておく必要があります。
・日本の年金は、大きく「公的年金」と「私的年金」の2種ある。
(公的年金とは?)
・公的年金には、
20歳以上の全国民が加入する「A国民年金」
と会社員や公務員が加入する「B厚生年金」
の2種がある。厚生年金に加入している場
合は、AとBの2つの年金に加入しているこ
ととなる。
→日本の公的年金制度はAとBの
「2階建ての構造」と言われている。
(私的年金とは?)
・公的年金の上乗せ給付を保障する制度。
国民年金基金、確定拠出年金、確定給付企業
年金、民間の保険会社などが販売している個
人年金保険を指す。
(公的年金制度のポイント)
・日本の公的年金制度は、自分が積立てた保険
料を未来の自分が受取る制度ではない。
働いている世代が払っている保険料は、
現在の高齢者の年金給付に充てられている。
▲①2000万円問題とは?
・発端は、金融庁の金融審査会がまとめた報告
書だった。
報告書内容は下記のとおりで、約2000万円
の老後資金が必要になるとの事。
↓
「収入源が年金のみのモデルケース」
総務省の調査によると、
夫が65歳以上、妻が60歳以上の無職世帯に
おける平均的な実収入は月額約21万円です
が、消費支出は26万4千円ほどになるとみら
れている。
毎月約5万円の赤字となり、年金生活を30年
と想定した場合、
「不足5万×12カ月×30年=1800万」となる。
赤字1800万は、各自の貯蓄から補填する必
要があるだろう。
↑この赤字部分が老後2000万円問題として、
注目されました。
▲②インフレ問題とは?
・インフレ(インフレーション)とは、
物価が継続的に上昇する状態で、通貨の価値
が下がる。
つまり1個100円だったバナナが、翌日には1
個200円になるという状況。
景気が良くなると、インフレが起こりやすく
なると言われている。
・日銀は年2%のインフレ率を目指し、マイナ
ス金利を継続している。
・もし年2%の物価上昇が実現すると、預金の
実質的な価値は目減りする。
↑この物価上昇が着々と進んでいます。
説明等で長文になりましたので、今回はココまでとします。