マジか⁉︎ 年金も投資運用しているぞ!

世間では「投資は怖い」「投資はギャンブル」と考える人も少なくないでしょう。

その思考が原因で、まだ投資を始められない人もいるでしょう。

しかし、その思考を以って、結論づける事は、視野を狭めている事になりませんか?

たしかに、投資にはリスクがあります。

しかしながら現状では、皆 大好き銀行預金だけでは、資産を膨みません(預金リスク)。
やはり資産を膨らますには、投資をする事が
必須だと言えるでしょう。

さて、今回は、投資を始めるキッカケとして、近年 何かと話題になっている年金について記事にします。

 

▲この記事の結論
【年金運用から学ぶこと】
・年金運用と同様に、私たちも高齢化等、
 将来の備えとして、資産形成して行くべき。
・そもそも年金は老後生活の補助要素であり、
 退職前までの資産が老後生活の主となる。
・現役時点の資産形成には、銀行預金のみの資
 産形成から脱却(投資運用)が必須である。
・GPIFの投資方針である積立,分散,長期投資に
 よる投資運用が実施すべき。
・個人が資産形成していくためのツールとして
 非課税枠(iDeCoやNISA等)を活用すべき。

【年金運用】
・高齢リスクの備えとして、現役世代が納めた
 保険料の一部は、積立てられ、年金積立金管
 理運用独立行政法人(以下、GPIFとする)が投
 資運用している。

【GPIFとは?】
厚生労働大臣より、年金積立金の管理・運用
 を寄託された組織である。
・収益を国庫に納付することにより、厚生年金
 保険事業及び国民年金事業の運営の安定に資
 することを目的としている。
・運用資産が約170兆円であり、世界最大の機
 関投資家と呼ばれる。

【運用方法】
・積立:現役世代が納めた保険料の一部を積立
    て、運用している。
・分散:分散投資により、損失を最小限に抑え
    ようとしている。
    (国内債券25%、国外債券25%)
    (国内株式25%、国外株式25%)
・長期:長期運用により、安定的な収益を得よ
    うとしている。


▲年金制度について
日本の年金制度は、賦課方式です。現役世代が納める保険料を高齢者世代へ給付しています。
高齢社会が進むと、保険料を納める現役世代への負担が大きくなるでしょう。

▲年金の運用方法について
高齢リスクに備えとして、現役世代が納めた保険料の一部は、積立てられ、年金積立金管理運用独立行政法人(以下、GPIFとする)により、運用されています。

▲GPIFとは?
GPIFは、厚生労働大臣から寄託を受け、年金積立金の管理・運用を行っています。その収益を国庫に納付することにより、厚生年金保険事業及び国民年金事業の運営の安定に資することを目的としています。

厚生労働省HPによれば、
『年金積立金は、長期にわたって資産を保有し、債券や株式など複数の資産に分散投資し、安定的に運用されています。』
との事です。

(厚生労働省ホームページ)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/nenkin/nenkin/zaisei/tsumitate/tsumitatekin_unyou/donoyouni_unyou.html

(GPIFホームページ)
https://www.gpif.go.jp/about/

(GPIF紹介動画)
https://youtu.be/O19FQg7V5Rc

 

▲投資方法
→積立:現役世代が納めた保険料の一部を積立
    て、運用している。

→分散:分散投資により、損失を最小限に抑え
    ようとしている。
    (国内債券25%、国外債券25%)
    (国内株式25%、国外株式25%)

→長期:長期運用により、安定的な収益を得よ
    うとしている。

 

▲投資を始めるキッカケに?
【GPIFから学ぶこと】
日本では、少子高齢化や人口減少等により、
将来の年金等、老後資産が危惧されています。
私個人的としては、年金は老後生活の補助要素であって、「そもそも、年金だけで老後生活は形成できない」と考えます。

老後生活を形成して行くためには、現役時点において、個人で資産形成して行く事が必要だと考えます。
資産形成には、「銀行預金のみ」の資産形成から脱却しなければならないと考えます。

とくに若い世代は、「投資運用」が必須で、
GPIFの投資方針である「積立,分散,長期投資」による投資運用を実施しておくべきでしょう。

また、個人が資産形成していくために非課税枠(iDeCoやNISA等)を老後の資金形成ツールとして活用すべきだと思います。


▲最後に
『投資はギャンブル』と考える人も、自身の財産(年金)が、投資により運用されている事を知っておく必要があります。

そして、投資運用からは、
目的,投資額,投資先,投資期間等、学べる事が多くあります。

是非、参考にしてみてください。